自分の作業場が・・・

本日某所に来ていた2人には話したんですが、自分の作業場がさらに狭くなったんです。

もともと自分の作業場は某全国大会と同じスペースにするため、横幅1800mm、奥行き2300mm位のスペースでその中に作業定盤やら溶接機など置いてあるため狭かったんです。

それが今回さらに溶接機を試験的に導入することになって1台増えたため、作業場の3／4ほどが溶接機や定盤などで場所をとってしまったので自分が座ったりする場所はスペースの1／4だけ。

それだけ狭いと手を伸ばせば全ての物を操作でき、無駄な動きをしなくなるのである意味では良い事なんですが・・・

とは言うものの、さすがに1／4のスペースでそこら中にケーブルが走っているとやり辛くなってくるのが難点かと。

スペースの事は良いとして試験的に導入した溶接機は初めは今までのものと操作性が違うため戸惑ったものの、2日も使えばまったく違和感なく使えるようになったので問題はなかったかな。

その溶接機は色々と機能がついているため普通にやると苦労する様な事でも楽々出来てしまうと言うおまけつき。

某全国大会でも一部の機能以外なら使って良い事になってはいるものの、機械が人の技能をカバーしすぎているのが気に入らない。

どんな事をしても勝とうと言うのならそれはそれでありだと思うが、あくまで自分がやっている事は技能の競い合い。

そう考えると機械に頼るというのは個人的に気に入らないので、どれだけ使いやすかろうと新型は大会では使わない。

まぁ、修理の時とかに使えるだろうから色々やれるようにはするけど。

話を戻して機械に助けてもらってうまくやれても技能としては低すぎる。

自分が目指しているのは、職人や匠と言われている人たちの技能。

職人の人たちが何十年と積み重ねて磨き上げてきた技能に、たった2，3年で迫らなければならない。

それが自分に会社から求められていること。

それ以前に自分が目指すと決めたこと。

今の仕事はあと5ヶ月で終わってしまう。

それ以降も会社で働きはするものの、技能を磨き続けることは難しくなってしまう。

今の整った環境の中で少しでも高く、誰も手が届かないような高みまで上っていけるように妥協をしないでいきたいと思う。